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発毛サイクルとは?発毛するまでの周期と発毛サイクルが戻らない時の対処法

発毛サロンなどに通い薄毛対策をしたとしても、すぐに発毛効果が出るわけではないことはご存知ですか?
髪の毛は毛が生える期間と毛が抜ける期間を繰り返し、常に新しい毛に生え変わっているためです。
発毛のサイクルを把握しなければ、効率的に発毛させることはできず、まだ効果が現れる前なのに「発毛の効果がない」と、薬の服用や治療をやめてしまう可能性もあります。
当記事では、発毛のサイクルについて詳しく解説していきます。
発毛のサイクルとは?3つの発毛周期と発毛期間
発毛には「髪が成長する」→「髪が抜ける」というサイクルがあり、このサイクルを繰り返して常に新しい髪へ生え変わっていきます。
発毛のサイクルには大きく分けて3つの周期があります。
- 成長期
- 退行期
- 休止期(停止期)
健康な髪であれば、「成長期」→「退行期」→「休止期」というヘアサイクルを約3年〜6年で脱毛し、新しい髪に生え変わります。
しかし、薄毛の人のヘアサイクルは1年〜2年程度しかなく、成長期が非常に短いので、髪が十分に成長しません。
それぞれのサイクルがどの程度続き、髪にどのような影響を及ぼすのか詳しく解説していきます。
成長期
成長期は髪の細胞分裂が活発になり、髪が太く長く伸びていく時期のことです。
成長期は健康な髪であればかなり長い期間継続し、男性であれば3年~5年程度、女性であれば4年~6年程度継続します。
一般的に、頭皮に生えている髪の80%〜90%が成長期にあると言われており、薄毛の人はこの成長期が数ヶ月から1年程度しか続きません。
そのため、髪が十分に太くなる前に退行期を迎えてしまい、髪が抜け落ちてしまいます。
ヘアサイクルの成長期が短くなってしまう状態をAGAと言います。
退行期
退行期とは、髪のもとになる毛母細胞が寿命になり、髪が完全に成長しなくなる段階です。
退行期を迎え毛母細胞が寿命になると、そこから2週間〜3週間程度で髪が毛母細胞から離れ成長が止まり髪は伸びません。
一般的に髪全体の1%程度が退行期を迎えていると言われています。
退行期は新しい髪を作るために必要な準備期間であり、退行期を迎えたからといって新しい髪が生えてこないわけではありません。
休止期
休止期とは、退行期を迎えた毛母細胞に新しい髪を生やすための準備期間です。
2週間〜3週間、抜け落ちる準備段階にある間に、毛根の奥では新しい毛の製造が始まり、古い毛が抜け落ち、その後から新しい毛が生えてきます。
休止期を経て新しい毛が生えてくると、再び3年〜6年間の成長期入ります。
成長期で3年〜6年かけて成長した毛が、退行期で成長をストップし、休止期で新しい髪を生やすという流れで、新しい毛髪へ生えかわるサイクルが常に継続していくのが、正常な人のヘアサイクルです。
抜けた髪の毛は何日で生える?ヘアサイクルの回復期間は3ヶ月
自然に抜けた髪のほとんどは休止期に新しい髪に生え変わるために抜け落ちたものです。
前述のとおり、退行期から休止期は2〜3ヶ月程度継続するので3ヶ月程度たった後には、新しい髪が生えてきます。
また、休止期になって自然に抜け落ちる髪の量は1日50本〜100本と言われています。
そのため、1日の抜け毛の量が100本以内であれば、生え変わりによるものだと考えられるので問題ないでしょう。
- 手ですいて、抜け毛が5本から8本程度であれば正常。それ以上は危険
- くしでとかして、抜け毛が10本超
上記いずれかに該当してしまうと、自然なヘアサイクルによる抜け毛とは言えなくなってしまいます。
まずは、自分のへサイクルが正常かどうかを確認しましょう。
ヘアサイクルが戻らない時は?発毛サイクルの改善方法
正常なヘアサイクルは3年から6年で周回しますが、AGAの人のヘアサイクルは成長期が非常に短いので1年〜2年程度です。
つまり、薄毛は乱れたヘアサイクルさえ正常に戻すことができれば解決することができます。
へサイクルの乱れの原因は様々ですが、主なものは7つです。
- 頭皮環境の悪化
- 血行不良
- 水分不足
- 睡眠不足
- ストレス
- 食生活の乱れ
- タバコ・酒
これらの原因を解決することによって乱れたヘアサイクルを解決することができます。
しかし、具体的にはどのようにヘアサイクルを解決していくべきでしょうか?
乱れたヘアサイクルの回復方法を詳しく解説していきます。
生活習慣を改善する
ヘアサイクルはDHT(ジヒドロテストステロン)という悪玉男性ホルモンによって乱れてしまいます。
そのため、DHTを分泌させないようにすることで、ヘアサイクルが回復する可能性があります。
DHTを分泌させないためには、生活習慣を改善することが非常に効果的です。
- ストレスを溜めない
- タバコをやめる
- 過度な飲酒を避ける
- バランスのよい食事をとる
ストレスによってDHTの元になるテストステロンが分泌されるので、ヘアサイクルの乱れにつながります。
また、タバコでもDHTの分泌量は高くなると言われていますし、肝臓で分解できないほどのアルコールもDHTが分泌する原因です。
栄養が偏った食事もDHTを分泌する原因になると言われているので、できる限り生活習慣を整えることによってヘアサイクルは改善する可能性があります。
セルフケアは限界がある!気になり始めたらAGAサロンへ
ヘアサイクルの乱れは生活習慣の改善などによって回復させることができます。
しかし、人によっては生活習慣を改善してもヘアサイクルが回復しないこともありますし、そもそもほとんどの人が「自分のヘアサイクルが乱れている」とは気づいていません。
そのため、「抜け毛が多い」「薄毛になってきた」と感じたら早めにAGAサロンへ相談に行った方がよいでしょう。
AGAサロンでは生活習慣を改善しただけでは改善できない様々な専門的な治療を行ってくれるので、確実にヘアサイクルの乱れを改善し、太く長い本物の髪を育てることもできます。
自分のヘアサイクルが乱れているかどうかということは、無料カウンセリングで詳細に知ることができるので、まずは無料カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか?
まとめ
髪は「成長期」→「退行期」→「休止期」という周期を繰り返し、3年〜6年のヘアサイクルで常に新しい髪へ生え変わっていきます。
一方、AGAの人のヘアサイクルは1年〜2年程度しかないので、成長期に髪が太く長く成長する前に抜け落ちてしまいます。
ヘアサイクルの乱れは生活習慣の改善などで回復することもできますが、それだけで必ずしも薄毛を改善できるわけではありません。
ヘアサイクルを確実に回復させ、薄毛を解決したい場合にはAGA専門のサロンの治療がベストです。
無料カウンセリングでヘアサイクルが乱れているかどうか知ることができるので、まずは気軽に相談しましょう。