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頭皮の乾燥は抜け毛の原因|乾燥の7つの原因と5つの対策を徹底解説

「頭皮がカサカサする」と感じる方、それは頭皮が乾燥している証拠です。
頭皮の乾燥は抜け毛の大きな原因になるので、日常的に対策をする必要があります。
頭皮が乾燥する6つの原因と、対処方法について詳しく解説していきます。
頭皮の乾燥は抜け毛の原因
頭皮の乾燥は抜け毛の原因になりますが、直接的な原因になるわけではありません。
- 頭皮が乾燥するだけでは抜け毛にはならない
- 乾燥によるかゆみのために頭皮を掻いてしまう
- 乾燥によって毛穴に炎症が起きると抜け毛が増える
- 乾燥によってヒアルロン酸が減少すると抜け毛が増える
上記のように、乾燥によってもたらされる様々な皮膚のトラブルが抜け毛を招いてしまうのです。
抜け毛を防ぐためには、できる限り頭皮を乾燥させないように注意する必要があります。
また、頭皮の乾燥は湿度の高い夏より、湿度が低く乾燥している冬に起きやすくなります。
冬は冷えによって血行不良にもなりやすく、血行不良も抜け毛の原因になるので、乾燥させないよう十分に注意する必要があると理解しておきましょう。
頭皮が乾燥する6つの原因
頭皮が乾燥する原因は様々ですが、よくある原因は6つです。
- シャンプーの洗浄力が強すぎる
- 頭皮を洗いすぎてしまう
- ドライヤーの熱によって乾燥してしまう
- 水分の摂取不足
- 運動不足
- ストレス
頭皮を乾燥させる原因は日常生活の中にたくさんあふれています。
頭皮が乾燥する主な原因6つについて、詳しく見ていきましょう。
理由①シャンプーの洗浄力が強すぎる
洗浄力が強すぎるシャンプーは、頭皮の皮脂を過剰に洗い流してしまうため、抜け毛の原因になるほどの乾燥を頭皮にもたらす可能性があります。
頭皮の皮脂には、頭皮を外部の刺激から守ったり、乾燥を抑制する機能があるので、過剰に洗いすぎてしまうと頭皮が乾燥しすぎてしまいます。
シャンプー後に「乾燥しているな」と感じたら、シャンプーの使用を控え、低刺激シャンプーやアミノ酸シャンプーなどに替えることも検討してみてください。
理由②洗いすぎ
シャンプーの際に強く洗いすぎることは、やはり頭皮の皮脂を過剰に洗い流してしまうため乾燥の原因になります。
爪を立てて洗わなくても、強く洗うだけで頭皮の皮脂は落ちてしまうので、シャンプーは泡を毛穴まで行き渡らせるイメージで、指ではなく泡で洗うことを心がけてください。
さらに、シャンプーの際のお湯の温度も重要です。
一般的に40℃以上の熱湯で頭を流すと熱によって皮脂が洗い流されてしまうと言われているため、熱いお湯ではなく、36℃から38℃くらいのぬるま湯で髪を流すようにしましょう。
理由③ドライヤーの熱
ドライヤーの熱も乾燥の大きな原因になります。
- 頭皮の近くからドライヤーを当てる
- 同じ部位に長時間ドライヤーを当てる
上記のような乾かし方は乾燥の大きな原因になってしまいます。
ドライヤーの前にしっかりとタオルドライを行い、頭皮から20cmほど離してドライヤーを当てるように心がけ、乾燥させる時間を短縮しましょう。
なお、反対にドライヤーをかけずに髪や頭皮を濡らしたままにすることは、雑菌が繁殖し頭皮環境が悪化する原因になるので、必ず髪は乾かしましょう。
理由④水分摂取不足
水分の摂取が不足すると髪や頭皮の内部から乾燥してしまいます。
「普段から水を飲むようにする」ことは髪や肌にとって非常に重要で、水分が不足すると、髪の水分も不足して抜け毛の原因になってしまいます。
さらに水分が不足すると、頭皮への血流が低下し、髪に栄養が届かなくなり、細く抜けやすい毛が増え、薄毛の原因になってしまいます。
そのため、1日2リットルを目安に、普段から十分な水分摂取を心がけましょう。
理由⑤運動不足
運動不足も頭皮が乾燥する原因です。
血液は筋肉によって全員へ運ばれるので、運動不足によって筋力が低下すると、頭皮へ運ばれる血液が不足し、髪が栄養不足になってしまうのです。
普段からデスクワークばかりで「1日の大半を座って過ごしている」という人は、運動不足が髪の栄養不良・水分不足を引き起こし、抜け毛につながってしまう可能性があります。
理由⑥ストレス
ストレスも頭皮の乾燥の大きな原因の1つです。
ストレスは自律神経の乱れを起こし、血行を悪化させ、頭皮へ十分な血液や水分が届かなくなってしまいます。
その結果、頭皮環境が悪化するとともに、髪が育たなくなり抜け毛が増えてしまうことになってしまいます。
適度に運動をして、できる限り日常からストレスを溜めないことを心がけましょう。
また、睡眠不足もホルモンバランスを乱し、血行を悪化させ頭皮に栄養が届きにくくなる原因になるので、十分な睡眠をとり、規則正しい生活を送るように心がけましょう。
頭皮の乾燥による抜け毛を防ぐために|4つの対策
頭皮の乾燥を防ぐ方法は主に4つです。
- 皮膚科へ相談する
- 加湿器を使う
- シャンプーやドライヤーを変えて乾燥した頭皮を保湿する
- 生活習慣を整える
医療機関を受診することの他、日常生活で少し気をつけるだけで頭皮の乾燥は防ぐことができます。
頭皮の乾燥を防ぐための4つの方法について詳しく解説していきます。
皮膚科へ相談する
頭皮の乾燥は皮膚のトラブルなので、皮膚科へ相談することによって根本的に問題を解決できる場合があります。
特に、乾燥から湿疹やかゆみなどの直接的な皮膚のトラブルに発展してしまった場合には、自分で対処することは難しくなります。
放置は頭皮の状態を悪化させるだけなので、乾燥から湿疹などのトラブルへ発展した場合には早めに皮膚科を受診するようにしてください。
加湿器を使う
冬は湿度が低いため、肌が乾燥しがちです。
そのため、部屋に加湿器を設置して頭皮をはじめとした肌の乾燥を予防しましょう。
できれば部屋の湿度を自動的に察知して乾燥を防いでくれる加湿器がおすすめです。
加湿は風邪予防にもなるので、冬場は日常的に加湿器を使用しましょう。
シャンプーやドライヤーを変えて乾燥した頭皮を保湿する
シャンプーやドライヤーを変えて、頭皮を乾燥させないようにしましょう。
洗浄力が強すぎるシャンプーではなく、低刺激シャンプーやアミノ酸系のマイルドなシャンプーであれば、皮脂を洗いすぎることはないので乾燥予防には効果的です。
また、風の温度が高すぎるドライヤーは避け、ドライヤーをかける際には頭皮から20cm以上は離して使用しましょう。
生活習慣を整える
睡眠不足・運動不足・ストレスは頭皮の乾燥につながります。
普段から規則正しい生活を送り、生活習慣を整えることによって頭皮の乾燥を防ぐことができます。
よく眠るためにも、ストレスを溜めないためにも日常的に運動をする癖をつけましょう。
抜け毛が気になり始めたらサロンへ相談しよう
頭皮の乾燥は抜け毛の大きな原因になります。
頭皮の乾燥予防は自分でもできますが、乾燥が薄毛を招いてしまった後は自分で対処することは難しくなります。
「頭皮が乾燥し、抜け毛が増えてきた気がする」と感じたら、早めにサロンへ相談するようにしてください。
まとめ
頭皮の乾燥の原因は主に6つです。
- シャンプーの洗浄力が強すぎる
- 頭皮を洗いすぎてしまう
- ドライヤーの熱によって乾燥してしまう
- 水分の摂取不足
- 運動不足
- ストレス
これらの原因は、日常の生活やシャンプーなどを変えることで比較的簡単に解決することができます。
普段から頭皮の乾燥には気をつけるとともに、乾燥し抜け毛が多いと感じたら、薄毛になる前に早めにサロンへ相談した方がよいでしょう。